ジーイエット(証券コード7603・東証スタンダード)の株価は、2026年9月9日終値で38円です。単元は100株なので、3,800円あれば1単元を買えます。数千円で株主になれる手軽さは確かに魅力です。ただし株価が安いのには理由があります。本記事では会社の姿、低位株になっている背景、優待と配当の現状、そして強気・弱気の両シナリオを、公開されている一次情報に基づいて整理します。
この記事の要点
- 2026年9月9日終値は38円、単元投資額は3,800円です(株探)。
- 2026年2月期まで通期の営業損失が続き、会社は「継続企業の前提に関する重要事象等」が存在すると開示しています(2027年2月期第1四半期決算短信)。
- 新株予約権と第三者割当により発行済株式数が急増し、希薄化が進んでいます。
- 株主優待は年2回・100株から実施中ですが、配当は無配予想です。
- 上場廃止・倒産・希薄化・流動性・仕手化・手数料負けのリスクを、必ず強気材料と同じ重さで見る必要があります。
ジーイエット(7603)の基本情報【早見表】
データ取得日:2026年9月9日
以下は各社の公開データを取得日時点でまとめたものです。株価は日々変動しますので、発注前に必ずご自身の証券口座で最新値をご確認ください。業績は2027年2月期から連結決算に移行しており、それ以前の単体決算とは単純比較ができない点にご注意ください。会社ウェブサイトの会社概要は2026年2月末日基準の値が掲載されており、その後の増資を反映していない項目があります。本表では、より新しい開示がある項目はそちらを採用しています。
| 項目 | 内容 | 時点・出典 |
|---|---|---|
| 証券コード/市場 | 7603/東証スタンダード | 会社IR(株式基本情報) |
| 業種分類 | 小売業 | Yahoo!ファイナンス企業情報(2026/9/9更新) |
| 本社所在地 | 東京都杉並区梅里1-7-7 新高円寺ツインビル6階 | 会社概要 |
| 設立年月日 | 1990年(平成2年)6月1日 | 会社概要 |
| 上場年月日 | 1999年2月10日(Yahoo!ファイナンス)/会社沿革では2004年12月にジャスダック証券取引所へ上場、2022年4月に東証スタンダードへ移行 | Yahoo!ファイナンス、会社沿革 |
| 決算期 | 2月末日 | 会社IR |
| 単元株数 | 100株 | 会社IR |
| 従業員数(単独) | 224名 | 2026年2月末日現在・会社概要 |
| 従業員数(連結) | [要確認:連結従業員数] | - |
| 売上高 | 2024/2期 15,409/2025/2期 13,119/2026/2期 11,590/2027/2期予 18,000(百万円) | 各期決算短信・株探(2027/2期は26/8/20修正値・連結) |
| 売上総利益 | 2024/2期 7,452/2025/2期 6,225/2026/2期 4,356(百万円)/今期予想は[要確認] | Yahoo!ファイナンス業績 |
| 営業利益 | △910/△1,213/△2,383/今期予想△1,730(百万円) | 同上・株探 |
| 経常利益 | △854/△1,161/△2,644/今期予想△1,600(百万円) | 同上・株探 |
| 純利益 | △1,151/△1,472/△3,076/今期予想△1,180(百万円) | 同上・株探 |
| 総資産 | 10,402百万円(連結) | 2026年5月31日・第1四半期決算短信 |
| 自己資本比率 | 30.3%(連結)/25.3%(2026年2月末・単体) | 同上・2026年2月期決算短信 |
| 資本金 | 2,448百万円 | 2026年6月30日現在・第1四半期決算短信(後発事象) |
| 有利子負債 | 長期借入金1,900+社債225=2,125百万円 | 2026年5月31日・第1四半期決算短信 |
| 発行済株式総数 | 83,907,638株 | 2026年9月9日・Yahoo!ファイナンス、株探 |
| 株価 | 38円(前日比−1円、−2.56%) | 2026年9月9日終値・株探 |
| 単元投資額 | 3,800円 | 2026年9月9日・株探(売買最低代金) |
| 時価総額 | 31.9億円 | 2026年9月9日・株探 |
| PER(予想) | 算出不可(最終赤字予想) | 2026年9月9日・株探 |
| PBR(実績) | 1.01倍(株探)/0.91倍(Yahoo!ファイナンス) | 2026年9月9日・両社で算出基準が異なります |
| PSR | 約0.18倍(時価総額31.9億円÷今期予想売上高180億円) | 編集部試算・2026年9月9日 |
| 配当(今期予想) | 0円(無配) | 2027年2月期第1四半期決算短信 |
| 配当性向 | 算出不可(無配・最終赤字予想) | 同上 |
| 配当利回り | 0.00% | 2026年9月9日・Yahoo!ファイナンス |
| 株主優待 | 買物優待券(100株以上・年2回、2月末/8月末基準日) | 株探優待情報(2026/8/31更新)・会社IR |
| 年初来高値 | 315円(2026年1月27日) | Yahoo!ファイナンス(2026/9/9) |
| 年初来安値 | 37円(2026年9月9日) | Yahoo!ファイナンス(2026/9/9) |
ジーイエットはどんな会社?
ジーイエットは、ジーンズカジュアル衣料のチェーンを全国展開する小売企業です。1990年6月に株式会社チヨダの100%出資子会社として設立されました。主力業態は「マックハウス」で、ほかに「アウトレットJ」「ブルーベリー」「ネイビー」「グッドクルー」などを運営しています。ファミリー層向けの実用衣料が中心です。
社名は2025年9月18日に「マックハウス」から「ジーイエット株式会社」へ変更されました。日本経済新聞の報道によれば、「マックハウス」という社名ではアパレル事業に限定したイメージを持たれる点が変更理由とされています。店舗ブランド名としての「マックハウス」は現在も継続しています。
近年は事業ポートフォリオが大きく動いています。2024年11月の公開買付成立で筆頭株主がG Future Fund1号投資事業有限責任組合となり、2025年9月には金融・投資事業を開始しました。2026年2月にはAIオペレーションズ株式会社を子会社化し、同年3月2日には株式会社ユナイテッドアローズから株式会社コーエンの全株式取得を完了しています。2026年8月21日には、アパレルのCLANE DESIGN株式会社の議決権19.0%を取得し持分法適用関連会社としました。
一方で店舗数は縮小が続いています。2026年8月末時点のジーイエット単体の店舗数は155店で、当期に入って25店を退店しました(2026年9月1日発表の前年比速報)。2026年2月期は1店の出店に対し71店を閉鎖しています。事業の柱を「アパレル」から「アパレル+金融・投資+M&A」へ組み替えている途上の会社、というのが現在の姿です。
株価が低位株になっている理由
株価が数十円台で推移しているのは、市場が同社に複数の懸念を織り込んでいるためだと考えられます。主な要因は次のとおりです。
1. 通期の営業赤字が長期にわたって続いている
2026年2月期は売上高11,590百万円、営業損失2,383百万円、当期純損失3,076百万円でした。赤字幅は前期から拡大しています。同社は2027年2月期第1四半期決算短信で「前事業年度まで8期連続して営業損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しております」と明記しています。同短信では、現時点で重要な不確実性は認められないと判断していますが、この記載の存在自体が株価評価を大きく抑える要因になっているという見方があります。
2. 新株予約権と第三者割当による大幅な希薄化
希薄化とは、新しい株が発行されて1株あたりの価値が薄まることです。新株予約権とは、あらかじめ決めた価格で新株を買える権利のことで、行使されるたびに株式数が増えます。同社の発行済株式数は、2025年2月末15,597,638株→2026年2月末25,747,638株→2026年6月30日78,647,638株→2026年9月9日83,907,638株と急増しました。1年半で5倍を超える増加です。2026年3月31日には、G Future Fund1号を割当先とする46,100,000株の第三者割当(1株20円・オルトプラス株式の現物出資)と、EVO FUNDを割当先とする第12回新株予約権(潜在株式30,660,000株、行使期間2027年4月1日まで)の払込みが完了しています。行使が続く間は、需給の重石になりやすい構造です。
3. 支配株主の存在
上記の第三者割当により、G Future Fund1号の議決権所有割合は37.35%から77.89%へ上昇し、同ファンドと業務執行組合員のトラストアップ株式会社が親会社となりました(2026年3月31日付会社開示)。支配株主がいる会社では、少数株主の意向が経営に反映されにくい構造が生じやすく、この点をディスカウント材料と見る向きがあります。
4. 事業ポートフォリオの変動が大きい
同社はビットコインの取得・保有から始まり、暗号資産建てファンドへの出資(約124.8BTCを原資)、コーエンの子会社化、AI研修事業の合弁設立、買取事業への参入、CLANE DESIGNへの出資と、短期間に事業領域を拡げています。2026年2月期には838百万円の暗号資産評価損を計上しました。収益源の多角化は成長機会である一方、業績の振れ幅を大きくし、将来収益の予測を難しくする側面もあります。
5. 業績予想の修正が繰り返されている
2026年4月14日時点の2027年2月期会社予想は、売上高20,300百万円・最終利益900百万円の黒字でした。しかし2026年8月20日に、売上高18,000百万円・最終損益1,180百万円の赤字へ下方修正されています。会社は理由として、店舗数の減少、一部商品カテゴリーの販売不振、気温差や梅雨明けの遅れによる夏物の低調を挙げています。予想の信頼性が問われる局面では、株価は慎重に評価されやすくなります。
6. 株価水準そのものが投機的な売買を呼びやすい
株価が数十円台になると、1円の値動きが数%の変動率になります。値幅制限(1日に動ける値幅の上限。株価100円未満の場合は上下30円)にも達しやすく、短期資金の出入りで乱高下しやすい構造です。信用買い残は2026年9月4日時点で5,460,200株あり(株探)、戻り局面での売り圧力になり得る点も見ておく必要があります。
株価推移と直近の変動材料
2026年に入ってからの値動きは非常に大きなものでした。年初来高値は2026年1月27日の315円、年初来安値は2026年9月9日の37円です(Yahoo!ファイナンス、2026年9月9日時点)。高値から終値38円までの下落率は約88%に達します。
1月の急騰局面では、1月22日引け後に生成AI技術を活用した人材育成・研修事業の合弁会社設立が発表され、翌23日はストップ高となりました。テーマ性のあるIRが小型株に短期資金を呼び込んだ典型例と言えます。
その後は下落基調が続きました。2月5日には通期予想の下方修正、2月24日にはオルトプラスとの資本業務提携に伴う大規模な第三者割当と第12回新株予約権の発行が発表されています。希薄化規模が大きいことから、発表後は売りが優勢となったと複数メディアが報じています。3月末に払込みが完了し、株式数は一気に増加しました。
8月20日には、CLANE DESIGNの持分法適用関連会社化と、通期予想の赤字転落への下方修正が同時に発表されました。翌21日はCLANE DESIGNの件を好材料視して急伸する場面もありましたが、その後は下値を切り下げ、9月9日に年初来安値を更新しています。株探の移動平均線データでは、9月9日時点で200日線からマイナス64.77%の乖離となっており、中長期的な下落基調が続いていることが読み取れます。
なお、掲示板やSNSに書き込まれる株価や噂は出典として不適格です。値動きの背景を確認する際は、会社の適時開示(TDnet)と会社IRページを一次情報としてご覧ください。
業績・財務をどう読むか
売上高は2023年2月期の18,443百万円から2026年2月期の11,590百万円まで、3年で約37%減少しました。店舗閉鎖による規模縮小が主因です。売上総利益率も48.36%(2024年2月期)→47.45%(2025年2月期)→37.58%(2026年2月期)と大きく低下しました。ただし2026年2月期の粗利率低下には、838百万円の暗号資産評価損が売上高・売上総利益の減少として計上された影響が含まれる点に注意が必要です。
キャッシュフローを見ると、2026年2月期の営業CFはマイナス4,065百万円、財務CFはプラス3,623百万円でした。財務CFの中身は主に株式発行による収入3,633百万円です。営業活動での資金流出を増資で埋める構図が続いており、これが希薄化の直接的な背景になっています。
財務指標は決算移行の影響で連続性が途切れています。自己資本比率は2025年2月末16.9%→2026年2月末25.3%(いずれも単体)→2026年5月末30.3%(連結)と改善しました。ただし改善の主因は増資による自己資本の積み増しであり、利益の蓄積によるものではありません。利益剰余金は2026年5月末時点で△6,559百万円と大幅なマイナスです。
2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)は、売上高4,023百万円、営業損失483百万円、経常損失387百万円ですが、親会社株主に帰属する四半期純利益は200百万円の黒字でした。この黒字はコーエン取得に伴う負ののれん発生益664百万円という一時的な要因によるものです。本業の採算は改善していない点を分けて読む必要があります。
月次では、2026年8月の既存店売上高が前年比100.7%、全店が73.1%でした(2026年9月1日発表)。既存店は前年並みを確保していますが、店舗数減少により全店売上は大きく落ち込んでいます。第2四半期決算の発表は2026年10月9日を予定しており、通期予想の再修正があるかどうかが次の確認ポイントになります。
株主優待と配当
配当は無配です。2026年2月期の年間配当は0円、2027年2月期も0円の予想が継続しています(2027年2月期第1四半期決算短信)。最終赤字予想のため、配当性向・PERはいずれも算出できません。インカム目的で選ぶ銘柄ではない、という整理になります。
株主優待は年2回、2月末日と8月末日を基準日として実施されています。株探の優待情報(2026年8月31日更新)によれば、100株以上の保有で、店舗用の買物優待券1,000円相当(3年以上の継続保有で2,000円相当)に加え、通販専用の買物優待券1,000円×5枚が贈呈されます。500株以上、1,000株以上ではさらに増額されます。「3年以上保有」の条件は、8月末日および2月末日の株主名簿に同一株主番号で連続7回以上記録されることです。発送は2月末基準分が5月ごろ、8月末基準分が11月ごろとされています。
2026年7月10日には優待制度の変更が発表されました。2026年8月31日を基準日とする分から、店舗用優待券が子会社コーエンの店舗でも利用できるようになり、あわせて外税方式が見直されます。対象株式数と額面に変更はないとされています。電子化も検討中と開示されていますが、時期や範囲は未定です。
株価が3,800円台まで下がっているため、額面ベースの優待利回りは非常に高く見えます。ただし優待券は現金ではなく、同社グループ店舗での買い物にしか使えません。実際に使う予定がなければ価値は限定的です。また優待制度は会社の判断で変更・廃止され得ます。次回の権利付最終日は2027年2月24日とされていますが(株探)、購入前に必ず会社IRで最新の内容と基準日をご確認ください。
強気シナリオと弱気シナリオ
以下は特定の見方を推奨するものではなく、材料を両方向から並べたものです。
強気シナリオとして語られる材料
第一に、事業規模の拡大です。コーエンの子会社化により、2027年2月期の連結売上高は180億円が見込まれています(2026年8月20日修正)。単体最終期の11,590百万円から大きく増えます。統合効果が出れば収益構造が変わり得るという見方があります。
第二に、財務基盤の改善余地です。自己資本比率は2026年5月末で30.3%まで回復しました。増資で得た資金を成長投資に振り向けられれば、赤字体質からの脱却シナリオが描けるという指摘があります。
第三に、時価総額の小ささです。31.9億円という規模は、M&Aや新事業が1件成功しただけでも相対的なインパクトが大きくなります。PBRは1.01倍前後で、資産価値との比較で割高感が乏しいという見方もあります。
第四に、テーマ性です。生成AI、暗号資産、リユース買取といったテーマは市場の関心を集めやすく、1月のストップ高のように短期資金が流入する局面が生じ得ます。
弱気シナリオとして注意すべき材料
第一に、上場廃止・倒産リスクです。同社は8期連続の営業損失を計上し、継続企業の前提に関する重要事象等が存在すると開示しています。会社は現時点で重要な不確実性は認められないと判断していますが、資金繰りが悪化すれば状況は変わり得ます。最悪の場合、投資額の全額を失う可能性があります。
第二に、希薄化の継続です。第12回新株予約権の行使期間は2027年4月1日まで残っており、未行使分が行使されれば株式数はさらに増えます。1株あたりの価値は薄まり続けます。
第三に、流動性のリスクです。流動性とは、売りたいときに売れる度合いのことです。2026年9月9日の売買代金は約3,600万円で、決して厚い板ではありません。急落時に希望価格で売れない可能性があります。
第四に、仕手化のリスクです。低位・小型・低流動性という条件は、短期資金による意図的な急騰・急落を招きやすい環境です。高値掴みをすると回復に長い時間がかかります。
第五に、手数料負けです。3,800円の投資で往復手数料が数百円かかると、それだけで10%近いコストになります。手数料無料コースの有無は証券会社ごとに異なるため、事前確認が欠かせません。
第六に、業績予想の下振れです。今期はすでに一度、黒字予想から赤字予想へ大幅修正されています。10月9日の第2四半期決算で再度の修正がないとは言い切れません。
いくらから買える?購入手順とシミュレーション
2026年9月9日終値38円、単元100株なので、1単元の投資額は3,800円です。手数料と税を除いた概算は次のとおりです。
| 買付株数 | 概算必要額(38円で計算) | 備考 |
|---|---|---|
| 1株(単元未満) | 38円 | 議決権・優待の対象外が一般的です |
| 100株(1単元) | 3,800円 | 優待の最低必要株数です |
| 500株 | 19,000円 | 優待が増額される区分です |
| 1,000株 | 38,000円 | 優待の最上位区分です |
| 5,000株 | 190,000円 | 想定読者の資金上限に近い水準です |
※株価は変動します。実際の約定価格と手数料は必ずご自身でご確認ください。
購入手順はシンプルです。証券口座を開設し、入金し、銘柄コード「7603」で検索して買い注文を出します。ここで大切なのが指値注文です。指値注文とは「この価格以下でなければ買わない」と価格を指定する注文方法です。板が薄い銘柄で成行注文を出すと、想定より高い価格で約定してしまうことがあります。数十円台の銘柄では1円の差が約2.6%の差になりますので、指値の徹底をおすすめします。
単元未満株とは、100株に満たない1株単位で売買できる仕組みです。ネット証券の中にはこのサービスを提供している会社があり、38円から投資を始めることも理論上は可能です。ただし単元未満株では株主優待の対象外となるのが一般的で(同社の優待の最低必要株数は100株です)、手数料体系や注文可能時間も通常の取引と異なります。取扱いの有無と条件は[要確認:各証券会社の単元未満株サービスの取扱い・手数料]です。
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なお、余裕資金の範囲で投資することと、1銘柄に資金を集中させないことは、低位株に限らず基本となる考え方です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 今後の株価はどうなりますか?
将来の株価を言い当てることは誰にもできません。確認できる事実として、2026年9月9日終値は38円で年初来安値圏にあり、今期は最終赤字予想、無配、継続企業の前提に関する重要事象等の開示がある、という状況です。一方で連結売上は180億円規模へ拡大する見込みです。10月9日予定の第2四半期決算と、新株予約権の行使状況が当面の注目点になるという見方があります。
Q2. なぜ急騰・急落したのですか?
2026年1月23日は、生成AI活用の人材育成・研修事業に関する合弁会社設立の発表を材料にストップ高となりました。その後の下落局面では、2月5日の通期下方修正、2月24日発表の大規模な第三者割当・新株予約権による希薄化、8月20日の通期予想の赤字転落への修正が主な材料として報じられています。掲示板の書き込みではなく、会社の適時開示で背景をご確認ください。
Q3. 優待はいくらから、いつ買えばもらえますか?
100株以上の保有が条件です。2026年9月9日終値ベースで3,800円が必要額の目安になります。基準日は2月末日と8月末日の年2回です。株探によれば次回の権利付最終日は2027年2月24日とされています。ただし優待内容・基準日・条件は変更され得ますので、購入前に必ず会社IRの最新情報をご確認ください。
Q4. 旧マックハウスとの違いは何ですか?
法人としては同一です。2025年9月18日に「株式会社マックハウス」から「ジーイエット株式会社」へ商号変更しました。証券コード7603も変わっていません。店舗ブランドとしての「マックハウス」は現在も営業しています。変更後は金融・投資事業やM&Aを含む多角化を進めており、事業内容は旧社名時代から広がっています。
Q5. 初心者が買ってもよい銘柄ですか?
買ってよいかどうかは、その方の資金余力とリスク許容度によります。判断材料としてお伝えできるのは、同社が8期連続の営業損失を計上し、継続企業の前提に関する重要事象等を開示しており、大幅な希薄化が進行中で、無配であるという事実です。これらは初心者向けの銘柄が備える条件とは言い難い要素です。少額で買えることと、リスクが小さいことは別だという点にご注意ください。
Q6. 掲示板の情報は参考になりますか?
株価や業績の数値を掲示板やSNSから取ることはおすすめしません。書き込みは匿名で、根拠の検証ができず、意図的な誘導が含まれる可能性もあります。数値は会社の決算短信・適時開示、または証券会社や大手金融メディアの銘柄ページでご確認ください。同社の場合、会社IRページに決算短信、月次の前年比速報、株主優待の案内が掲載されています。
まとめ
ジーイエット(7603)の株価は2026年9月9日終値で38円、単元投資額3,800円と、確かに少額から買える水準です。株主優待も年2回、100株から受け取れます。しかしその安さの背景には、8期連続の営業損失、継続企業の前提に関する重要事象等の開示、発行済株式数が1年半で5倍を超えた希薄化、無配という現実があります。今期は連結移行で売上規模が拡大する一方、8月には通期予想が黒字から赤字へ修正されました。少額で買えるからこそ、投資額を失う可能性も含めて冷静に判断したい銘柄です。最新の数値は必ず会社IRと証券会社の画面でご確認ください。
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免責・注記
本記事は情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。当サイトは投資助言・代理業の登録を受けていません。投資判断は自己責任でお願いします。
記載の数値は各出典の取得日時点のものであり、その後変動している可能性があります。株価・業績・株主優待・配当の内容は、必ず会社の適時開示および証券会社の最新情報でご確認ください。
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